Soldier29 放射線治療14回目

今日は久しぶりに涙が出ました。

14回目の放射線治療を終えると技師さんが、乳腺外科の主治医からお預かりいたしましたと資料を渡してくれました。検査の結果か何かかな?と開いて見ると『第24回乳癌学会学術総会』のご案内と、先生からのお手紙でした。

「学術総会というと専門的で堅苦しいイメージがありますが、中には患者さんが参加できる会もあります。また日曜日にはがん有明研究病院でイベントなども開催されるようなので、興味がありましたらいかがでしょう? 決して強制とか強くすすめるものではないので、こんなものもありますよ、というお知らせでした。次の外来まで日があるのでお手紙にしました。では、次回、外来でお待ちいたしております!」

涙が出ました。

自分でもびっくりしました。
私に乳がんはステージ1でしこりも小さかったので全て取り除くことが出来ました。リンパ節、他への転移もなく、ホルモン受容体陽性なので化学療法もなし、増殖力も低く非常に大人しい類のものです。この先の心配も不安もほとんどいらないものです。
それでも、こうして気にかけていただけることが嬉しかったんです。

そして自宅に戻ると、ちょうど市川海老蔵氏の記者会見が始まりました。
奥様の真央さんが進行性がんで治療中という第一報を目にしたとき、お子様も二人いらっしゃるから、まず乳がんではない、消化器系(胃か大腸)だろうなと思っていました。ところが海老蔵さんの口から出た病名はまさかの乳がんでした。

涙が出ました。

決してそれは「可哀想に・・・」とかそういう感情ではありません。「おぉ!同志よ!」に、近いかな~?
この感情は乳がん患者特有のもののような気がします。
海老蔵氏は病状について多くを語りませんでした。でも乳がんを患ったことのある方は病期(いわゆるステージ)や行われている治療の見当がついたことでしょう。そして記者の質問が揃いも揃って「的外れ」だと思ったのでは?