新世界ロマンスオーケストラ観劇日記

2017.4.30~5.21東京グローブ座にて上演された「新世界ロマンスオーケストラ」主演:上田竜也 作・演出:根本宗子を観てきました。

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登場人物:キャスト
拓翔(メジャーデビューを控えたバンドマン):上田竜也
玲奈(今カノ):清水くるみ
志保(元マネ、元カノ):早織
そら(現マネ):西田尚美
美海(アイドル女優):青山美郷
ランラン(拓翔ん家のメイド):根本宗子
ファンファン(ランランの妹):長井短
谷澤(拓翔のバンドメンバー):宮崎吐夢

以下、盛大にネタバレしていますのでまだ観劇されていない方はお気をつけください。


それはそれは眩しい新世界でした


5/3 初観劇
「殺傷沙汰」展開が根本さんの前作『皆、シンデレラがやりたい。』とどことなく似ている気がして、既視感にちょっとダウン。ファンファンの得意技に仰天(自分の痛みにはめっぽう強いが、他人が痛い・傷つくのを見るのはたとえ芝居でもしんどいタイプ)自分自身あるいは近しい人間が三途の川を渡る準備を始めなければいけない年代になっていることもあり、簡単に(軽々しく)あっちとこっちを行き来することがなかなか受け入れられませんでした。上田竜也さんの近年出演舞台作品「冬眠する熊に添い寝してごらん」「青い瞳」どちらも重く・暗く・難しいものだったので、「セカロマ」の軽さ・明るさ・親切丁寧(サービス精神)さに戸惑っちゃったところがあったのかもしれません。そんなわけで「絶対に楽しめるから!すごく面白い作品だから!」とは言えませんでした。

でもね

この物語に登場する人物が拓翔はもちろん、みな個性的で変で不器用だけれど愛らしくて、一生懸命に生きていて、嫌いな人がひとりもいなかったんですよ。志保さんの凛々しさは憧れるし惚れるし(パンフレット記載のタイプ診断で志保になったときはとても嬉しかった!)、そらちゃんの絶叫「(拓翔)かっこいぃぃぃぃ!」に共感したし、帰り路の脳内会話はランラン&ファンファンになっていたし(笑)

まぁ、なんといっても頭の先から爪先まで拓翔(上田竜也)がかっこよくて可愛かったからね!

こちらを観ればそれがよくわかる→新世界ロマンスオーケストラ観劇日記~上田竜也を語りたい①~

甘い声と優しい言葉と天使の笑顔を見せていたのに、メロディ召喚の儀式が終わったあとの豹変が潔くて(←好き)切羽詰まっています感が伝わってきました。

ラストシーンの「あなたとならば、例え火の中、水の中」(笑)的な演出がとても素敵で、終わりよければすべてよし!ここを観る(みせてあげたい)ために行くのもありだなと思いました。

そんなわけで正直、この時点ではあと二回の観劇でちょうどいいか~なんて思っていました。

5/12 二回目観劇
ファンファンの得意技は「おまじない」と思うことでクリア。受け入れてしまえばなんてことない(ま、ちょっと痛かったけどねー!(笑))
この日は美海ちゃんの「あなたには私の感じた嫉妬以上に嫉妬してもらいたい!」(←セリフはニュアンス)にゾクゾク来ました。初回は美海ちゃんのぶっ飛んだリズム・テンポについてゆけないところがあって(哀しいなこれも年のせい?)その魅力に気付けませんでした。でもこの日はとにかく美海ちゃんに惹きつけられました。(拓翔は別枠・別格です)
美海のグラビアを見ようとする拓翔の必死な姿と、絶妙のタイミングで雑誌を見えないようにする美海の動きが可笑しく、愛らしかったです。その前振りがあるからこそ、その後で拓翔がそこに居たことがわかってからの


美海「げー!グラビア見られたぁぁぁ!」

で、大笑いできるんですよね。(やっぱり拓翔の許可を得ずにグラビアしちゃったことが申し訳なくい?恥ずかしかった?←乙女心が可愛らしい

グラビアの掲載雑誌のチェックを忘れちゃったのがちと心残り。
五股愛をスクープした雑誌は『雲俊』(うんしゅん)でしたけど(笑)

美海のバイタリティー、パワーを欲していたのかもしれません。拓翔もそうだったのかな。
他者を巻き込む力強さを持っている美海だから、拓翔にサビのメロディを授けることが出来たのでしょうね。

つかみは凛々しく Aメロ志保
かっこぃぃ!に共感Bメロそら
跳んで弾けてサビメロ美海
興味をつなぐ間奏 ランランファンファン

私の中でメロディがつながったので『俺メロディ』一緒に歌ってきました(もちろん口パク)サビ部分でのヘドバンは毎回控えめにやっておりました。


5/19 三回目観劇
この日はグローブ座の臍と言ってもよい場所での観劇。ステージからはほどよい距離があって物語に集中できるし、『俺メロディ』を歌う拓翔は真正面に見えるというベストポジションでした。これまで見えなかったクローゼットの中もしっかり確認。拓翔のステージ衣装を見つけた時は嬉しかったな~。(着てほしかった・・・)
拓翔のダンスも初回観劇時はまだちょっとどこか体操めいていたのが(ごめんやで)華やかで艶やかになっていました。そうよ!これが本来の上田ダンス=ウエダンスなのよ!
最初の頃は“拓翔”を意識し過ぎたのかな?これまで女性とペアで踊ることってなかったしね。拓翔=上田竜也なんだから、素直にウエダンスを魅せてくれればいいのよ♪
女性+1のララランドダンシングに誘われて、たまらず踊り出したときの!あのしなやかな腰の動き!楽しくってたまらないという表情!そうよ!これがウエダンスなのよ!これが見られてほんとによかった!
うれしくて、楽しくて、ララランドダンシングの後、思わず拍手してしまいましたよ(笑)

そして最終観劇日にして玲奈の真っ直ぐな気持ちに私も向き合うことが出来ました。玲奈は私には眩しすぎてね。こんなふうに素直になれたらいいなと思いながらも、そんなふうになれない・出来ない自分のが哀しかったのかもしれないな。それでも玲奈のセリフに共感できるものがありました。

玲奈「あなたが私以外の時間を誰かと過ごしていること、私だって嫌だった。でも私は私の器を大きくした。時間をかけた。努力をした」

本当はもっとたくさん舞台を観たいし、コンサートが始まれば全ステしたい。番協だって参加したい・・・・・でもどうしたって出来ないこともあるよね。でも私は私の器を大きくして、チケットの取れた人、番協に当選した人に心から「よかったね」と言えるようになりたい。同じ空間に居られないその時間を大事に有効的に使えるようになりたい。
と、いうヲタの気持ちに通じるものがあるような気がしたのですよ。

ま、なんだかんだ言って三回も観ているんだから充分でしょってね(笑)
三回観ると登場人物の内面にも想いを馳せることが出来るようになるけれど、今回はあえて、それはしないでおこうと思います。いいの。楽しかったから♪

カーテンコールは私が観劇した日は毎回3回ありました。2回は出演者全員でのカーテンコール。3回目はファンファンのコールが入ってからの拓翔様上田様おひとりでのお辞儀でした。

この日のひとりでのお辞儀。センターに立ち、ゆっくりと3階、2階と見渡してからいつものあのポーズ(両手を腿の上にのせる)で深々と長々。下手側のドアの前でもう一度ゆっくりとお辞儀。上田さんの満足感と客席への感謝の気持ちが伝わってきて、とても幸せでした。本編終了後、あ~もっと観たい!と思いました。早々に東京公演千穐楽を諦めた自分を一瞬悔やみました。でも、その直後のこの上田さんのカーテンコールで感謝の気持ちを受け取れたことで、私、満足しました。

この幸福感は独り占めしたらあかん!
たくさんの人に味わってもらわねば!

上田竜也、素敵でしょ!

って、自慢せねば!(笑)

『新世界ロマンスオーケストラ』は上田竜也とそのファンに向けた作品と言ってよいでしょう。拓翔を取り巻く女性を演じた女優さん+1も、上田竜也のファンです。もうそういうことにしましょう。全員上田竜也オーケストラの楽団員なのです!

5/26~28の大阪公演中に本作品は千穐楽を迎えます。
でも私たちファンはこれからもずっと、「上田竜也とKAT-TUNの愛が鳴り響いて止まらない!」ように応援します。
「上田竜也とKAT-TUNの新世界」を作ってゆきます。

好きを伝えるのに躊躇なんかいらない!
わたしたち、負けないんだから!



以上 Rainの観劇日記でした。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

~おまけ~
『新世界ロマンスオーケストラ』はブラームスのワルツ15番「愛のワルツ」で始まります。キラキラ揺れるプールの水面とピアノの音色がマッチしていました。
エンディングはパッヘルベルの「カノン」。名曲ですね。「冬眠する熊に添い寝してごらん」でも使われていました。
どちらもほんとうに美しく、温かいメロディが印象的な曲です。