新宿セブンが面白い6

こちらはKAT-TUN上田竜也さんを応援しているブログです。
初主演ドラマ24「新宿セブン」が好評放送中です!


もうひとつのセイクリッドセブン
物語の「鍵」となる七瀬の胸のセイクリッドセブン。「もうひとつの行方」が冒頭の七瀬の過去(回想)シーンにて触れられた。このシーンがまた凝ったつくりになっていて、

セン「そいつ(セイクリッドセブン)を持っている人間が・・・」

の後につづく台詞をセンに言わせず、

七瀬「こいつを持っている人間にやられたの?」

と、七瀬に言わせている。これを素直に受け取ると「セイクリッドセブンを持っている人間が親(セン)の仇」という解釈になるが果たしてそうなのだろうか?赤ん坊の七瀬を抱え、アジアの屋台で七瀬の気に入ったセイクリッドセブンを買ってやり、「七瀬」という名前までつけてやったセンの人柄から察するに「どうか自分の仇を討ってくれ」とは言わないような気がする。ただの物盗りの犯行だとすると二束三文の「セイクリッドセブン」を奪っていく意味がわからない。おそらくセンを襲った犯人たちが本当に欲しかったものは「これと同じセイクリッドセブンをつけている少年」=七瀬ではないだろうか?

以下はあくまでも私の想像だが
セン「こいつを持っている人間がお前の本当の父親だ」(センは七瀬を誘拐した)
セン「こいつを持っている人間がお前の本当の父親を殺した」(センはその父親に七瀬を守るよう託されて、逃亡した)

センの最期の言葉「坊、本物になれ」にも様々な意味が込められているに違いない。
この「謎」の見せ方が毎回見事でここだけでも続きが観たくなるのだ。

ディティール
シノブの餃子屋での仕込みのシーン。アルバイトの栞はスプーンを使って餃子の餡を計量しているが、シノブは素手で掴み、餃子を包んでいた。彼女くらいになると自分の指先で適量がわかるのだろう。
シノブは餃子のプロ=本物なのだ。

エルドラドでの占いのシーン。エリカが美藍(メイラン役を演じるのが”蒼井そら”さんだから「あお」と呼ぶ字を使ったの?)の中国語を通訳した。エルドラドはコリアン・バーだ。そこのママとしては当然、従業員の国の言葉はひと通りマスターしているということだろう。エリカもプロ意識の高い=本物であることがわかる。

物語の展開に「餃子の包み方」もエリカの特技も直接絡んではこない。しかし、こういった小さなところに本物を宿すとドラマはぐっとリアリティーと面白味が増すのだ。

父と娘の話
6話で七瀬が行く先々で「ただの質屋です」と口にしているのが興味深い。
預かった質草(テディベア)を預かりにしてよいのか?質入れした者に引き取りに来る意志はあるのかないのか?流してしまってよいものか?を判断しかねての「三鷹渚」探しと解釈。質入れした人の意思を(たとえそれが幽霊でも)いちばんに尊重するところが七瀬らしい。
結局、質草(テディベア)は父親の元に戻したので七瀬質店としては損しているが坂田奈美・高木加奈・奈美の父親を救えたことはそれ以上の価値がある。
さて第6話も「父と娘」の話であった。やはり「父親」が全編を通しての裏キーワードなのだろうか?
坂田は子供に先立たれた父親で、七瀬は父親を目の前で亡くした子供だ。立場は違うが傷の痛みはどちらも同じ。七瀬の「あんたに前を向いて生きてほしいんだよ」は自分自身に言い聞かせているのかもしれない。

今回の物語は原作にはないオリジナルストーリー。前5作とは「色」が違うように感じた。
ドラマ24新宿セブンのエラー版というところか?

七瀬「不良品(エラー)が好きな奴もいるんだよ」

あっ、なるほど(笑)

6話。ベストオブ七瀬
大口開けて笑う七瀬たん。
画像

ここからくるっと横を向いて、赤の他人の振りするまでの動きと表情の変化がどツボですわ。
ほんとにぎりぎりまで笑っているのに横向いた瞬間に真顔になって知らんふりするんですよ。
クールな表情でいることの多い七瀬が見せたこの笑顔に完敗です。

上田さんの笑顔ってやっぱりいいネ!

毎週、濃密なドラマを見せていただき満足度高し!
そのドラマの主演をKAT-TUNの上田竜也が張っているということに胸熱!
知る人ぞ知るドラマ。新宿セブン。ますます見逃せないぞ!