新宿セブンが面白い 番外

こちらはKAT-TUN上田竜也さんを応援しているブログです。
12月22日に最終回を迎えたドラマ24「新宿セブン」上田さんを応援し、KAT-TUNの早期活動につながるようここで「新宿セブン」の感想を不定期にあげてきました。先日こちらも最終回を迎えたのですが……まだまだちょっとだけ語らせてください(恥)

真実の眼 愛に狂う
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放送開始告知ポスターのキャッチコピーです。これはいったいどういう意味なのだろうとずっと考えていました。それがなんとなくですが今朝(←遅い)わかったのです。
登場時の七瀬は酒と女(笑)以外のことはほぼ完璧で、弱みや甘えを一切見せない超人的存在でした。もつれた人間関係だって七瀬の手にかかればあら不思議、いつの間にか解けていました。
歌舞伎町で一目置かれる質屋の店主になるほどですから、それなりに世渡りも上手く、お金にも苦労はしていなかったと思うのです。「センの仇を討つ」という目的も杳としてつかめない「親の仇」にひょっとしたら少しずつ薄れていたかもしれません。このままでいれば歌舞伎町の影の顔役としてそれなりに暮らせるはずでした。ところがここきてというか、諦めずに探し続けた執念が実ってというか、「親の仇」が見つかります。ところがその「親の仇」はなんとも皮肉なことに「実の親」でした。「実の親」に銃口を向けたときの七瀬の泣き顔は赤ん坊のようでした。私たちはこれまで七瀬のこんな顔を見たことがあったでしょうか?おそらく七瀬自身でさえ、こんな風に泣いたことはなかったと思います。目の前にいるのが「母親」だったから、この表情になったのでしょう。七瀬自身が気付かずにいた、あるいは封印していた本当の親への愛情や感情が初めて一気に溢れ出してしまったのでしょう。赤ん坊味あふれる泣き顔にはそういう思いが込められているのだと思います。

上田竜也氏、見事としかいいようがありません。

ふたりの親への「」の間に立ってしまった七瀬はまさに「To be or not to be」なハムレット。
「生きるべきか死ぬべきか」ではなく「父の復讐を果たすのか?それともやめるのか?」(←まさにハムレット!)
七瀬の「真実の眼」これは鑑定ではなく「己の生きる道を見定める眼」のことでしょう。それが「愛」のために狂ってしまったということなのかもしれません。生みの親と育ての親への「愛」などなければ七瀬は銃を手に取り実行に移すこともなかったかもしれません。

伝説そして最強
では七瀬は不幸な人生で、悲惨な幕切れだったのでしょうか?それはエリカや健太や華、もちろん私たちが決めることではありません。

「偽物か本物かなんて他人が決めることではない」
「不幸せだったか幸せだったかなんて他人が決めることではない」

七瀬が幸せだったと感じていればそれでいいのです。青空を見上げたときの七瀬の表情や再び歌舞伎町に姿を見せたときの七瀬の表情を見る限り、満足しているように感じます。
「この世に存在しないのに確かに存在し」「この世に存在しないのに生き続ける」から七瀬は伝説そして最強なのです。

『新宿セブン』もしまだ観ていない方がいらっしゃいましたら、2018年3月28日にBlu-ray BOXが発売されます。
謎がすべて解き明かされた後でも伏線がどこにどのように散りばめられているのかを見つけるのもまた一興。
ドラマ好き、映画好きな方なら、きっとこの面白さの虜になることでしょう。

年末のお忙しい中、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
きっとよい年を迎えられると思いますよ!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

……と、いったものの…どうしよう?また書きたくなったら……(笑)