EndlessSHOCK2018 2月公演観劇日記

今年も「Show must go on」の季節がやってまいりました。

2月4日より帝国劇場にて始まりましたEndless SHOCK2018。2月は3公演、2階後方(A席)、1階前方S席、1階後方S席と、なかなかバランスの良い席配置で観劇させていただきました。お誘いくださいました皆様、本当にありがとうございました!お声かけ、お誘い、とっても嬉しいです!

上演時間3時間弱、3月6日の公演では通算1600回公演を迎えることになる本公演。
その魅力、見所をほんの数行で語りきる自信などなく。それでも今年も観劇できたことの喜びを少しでも形に残したく・・・・・・絞りに絞って3点だけ。ここに記しておこうと思います。

◇華のあるヒロイン
ヒロイン・リカが瀧本美織さんであることを聴いたときから、まったく不安を感じませんでした。お芝居、歌、ダンスなど充分なキャリアを持つ方です。何を心配することがあるでしょう?年が明けてから始まった『越路吹雪物語』を観てからはコーちゃんとコーちゃんの共演が楽しみで仕方がありませんでした。

とにかく「華やか」「艶やか」です。ブロードウェイの舞台に立つ女優(役)にふさわしい貫禄もあります。だからカンパニーの主役コーイチの横にいても当然だし、何ならコーイチが脇に回って彼女がメインのショーがあってもいいのでは?と、思うほど。今年のリカは「出来る」リカです。自立した女性は大好きなので私は大満足。
これまでのSHOCKだと一幕のリカは「寝ても冷めてもコーイチ。私はあなたの輝く瞳についていくわ!」というキャラクターで恋心をほのかに感じさせたけれど、今年のリカからはあまりそれを感じられないというか、リカのポテンシャルが高いので逆にリアリティがない(苦笑)いずれはこのカンパニーを背負って立つ彼女だからそういう片鱗を魅せていると観た方がいいのかな。

ひょっとしてコーイチが彼女に素っ気ないのも彼はすでに彼女の能力を見抜いていて「恋人」として自分の隣にいるのではなく「同士」として隣にいてほしいと思ってのこと?
・・・・・・いや、どうかな。コーイチは舞台のことしか頭にないからね・・・・・・

今年のリカは最初からコーイチを「男性」ではなくコーイチは「尊敬する人」であり、「肩を並べて歩きたい存在」ではなく「肩を並べて踊りたい存在」にあるような気がする。コーイチへの「恋心」はお弁当のプチトマト程度のものでね。リカはコーイチに「恋している」と思っているのは他のカンパニーメンバーだけなのかも。たぶん、やっかみ半分(笑) 誰もコーイチには勝てないってわかっているからね。そんな中でコーイチに真っ向勝負を挑むユーマはやっぱりみんなと違うんだね。
今年のリカは歴代リカの中で最も私の眼を奪っているリカであることは間違いないです。

SOLITARYでコーイチとペアダンスをするときに女性コーラス部分の「ウォゥウォゥイェイェーィ」言うときのリカのお口と表情がすごく好きです!

◇大収穫
2017年公演よりSHOCKカンパニーの一員となった松田元太くん。

いいね!

昨年は前髪をあげてときくらいしか眼がいかなかったけれど今年はオープニングのダンスから釘付けになっていましたよ。センターの座長を眺めたあと、ふっと後ろに目をやったとき真っ先に飛び込んできたのは元太くんの姿。いや彼のダンスかな?キレがいいのはもちろんだけど、肩や腰の入れ方が違うの。艶があるのよ、あの若さで(笑)よくよく顔を見たら、前髪をあげた元太くんで、思わず「ぃよっしゃ!」とガッツポーズとったよね(笑)

ブロードウェイの街歩きのシーンの私服(という体の)衣装もおしゃれだよね。デニムの裾の折り返しとか、若々しいマスタードカラーのジャケットも黒髪が映えてナイスチョイス!
殺陣のシーンでは鬼の形相で階段上ってくるコーイチに本気でビビる姿に少年兵の哀しみを感じたよ。そうそう。同じ刀を持つなら今度は前髪を残した元服前の侍とかやってみてくほしい。若衆歌舞伎とか似合いそう~♪
大団円の白いスーツで最下手に立っているときの姿もいいよぉ~。そんなに力は入れていないけれど、肩と胸がすっとまっすぐに立っているの。美しいよ!

男前は黒髪と前髪上げが似合うんです。松田元太くんはそれを難なくクリアしています。
(もっと見所はあるんだけど、長くなっちゃうから割愛させていただきます)

◇円熟期
光一さんのことです(笑)ダンスが変わってきましたよね。
それまではどこかラジオ体操的なアンドロイド的な(←それも好きですけど)匂いがしていたのですが、一昨年くらいかな?人間味溢れてきたというか(笑)内側から出てくる、パッション、グルーヴ?そんなものを強く感じさせるようになっているというか。(なんも知らんくせに上から目線ですいません)「薔薇と太陽」とか「DESTINY」のダンスとか「おぉぉぉぉぉ!?」と前のめりになってしまいましたもの。
それらのダンスとSHOCKのダンスは色が違いますが「堂本光一」の漂わせ方は同じでどちらも「まろやかさ」が格段に上がったというのかな。何かが熟成された・・・・のかな?

光一さんが熟成されたわけですから、自然とEndless SHOCKも熟成=円熟期に入るわけで。
物語の軸、型がほぼ完成してきたので、どれだけ振り切ろうと何をしようとも、ぐらつくことはない、そんな強さを感じました。今年は「マスク」の場面でコロス(Choros)ギリシア演劇の合唱隊を登場させました。
初めてこれを観たときは「より劇的」な演出を求めてかと思いましたが、どうもそれだけではなさそうです。何を歌っているのか聴き取れればよいのですが、アホ耳なのでわからず・・・・・・。
ただなんとなくその印象から彼らは「人間が抗うことのできないもの」=失われた時間、止められない時間、あるいはずばり「死」なのではないかと思ったりしています。今後の観劇で彼らの正体、演出意図がわかれば、よりEndless SHOCKを深く楽しめるようになるかなと思っています。

以上 Endless SHOCK2018 2月公演観劇日記でした。

Endless SHOCK2018 1600回公演が目前です。SHOCKカンパニーのみなさまが無事にその瞬間が迎えられますよう、心よりお祈りいたします。


※SHOCKカンパニー→ キャスト、スタッフはもちろん、観劇に来ているお客様、遠くからその成功を祈っているファンのことだと私は思っています。